お客様課題

他社が施工した塗装が膜厚不足・品質にバラつき

I社様は以前、他の塗装業者に水門などの大型アルミ製品の塗装を依頼していましたが、仕上がりにザラつきやタレ、膜厚不足・バラつきといった問題が頻発していました。膜厚が不足している箇所は現地で補修作業が必要になることもあり、品質の安定した塗装業者への切り替えを検討していました。

工程写真・出荷証明書など、品質を裏付ける書類を整えたい

他社施工では工程写真や出荷証明書、検査成績書といった提出物にも不備があり、品質の裏付けを確認しづらい状態が続いていました。I社様は、書類面でも安心して任せられる業者を求めていました。

長尺・大型製品でも安定した仕上がりと塗装場所を確保したい

対象製品は長尺かつ箱状の大型製品であったため、塗装できる場所の確保自体が難しく、さらに箱内部のザラつき改善という細部への対応も求められていました。

富士商事からの 提案・解決策

多段仕上げの提案

膜厚のバラつきという根本課題に対応するため、各層乾燥後にケレン作業を挟む多段仕上げを提案・施工しました。

密着性を確保するため、全面塗装前に60番で目荒らしを実施。特に各層塗装後には全面320番でのケレン作業を追加し、層ごとに仕上げ処理を行うことで、長尺製品であっても肌を均一に仕上げ、艶にもムラのない一定の仕上がりを実現しています。

目荒らし(多段仕上げ塗装)とは?

目荒らしとは、塗装前に金属表面に細かな傷をつけ、塗料の密着性を高める前処理のことです。通常は塗装前の1回のみ行うケースが多いですが、大型・長尺製品では層ごとに塗膜の状態が変化しやすく、1回の目荒らしだけでは膜厚のバラつきや密着不良が生じやすくなります。

富士商事では、各層を塗装するごとに乾燥→ケレンを繰り返す多段仕上げを採用。スプレーガンが入りにくい箇所については刷毛による先行塗りを行い、膜厚不足を防止しました。また、ゴミが付着しやすい箱内部下側については、塗装前に再度ペーパー処理を行い平滑に仕上げています。

品質の安定化に成功

他社では1回の目荒らしで済ませてしまう工程を、層ごとに丁寧に積み重ねて対応できる点が富士商事の強みです。
塗料変更の際にはテストピースでクロスカット試験を実施し、密着性を確認した上で施工を進めています。
乾燥にはジェットヒーターを用いて室温を一定に管理し、品質の安定化を図りました。

施工結果得られた効果

品質・書類の両面で安定した施工体制を実現

膜厚や品質を一定に管理できる体制を整え、検査成績書・工程写真・出荷証明書といった提出物も不備なくご用意できるようになりました。手直しの心配がなく、安心してお任せいただける施工体制として評価いただいております。

お客様からの評価

I社様
生産技術ご担当者様

他社施工品と比較し、膜厚および品質を一定に管理できていました。また、検査成績書・工程写真・出荷証明書等の提出物にも不備なく進めていたこともあり、富士商事さんに依頼する方が手直しがなく安心できると感じました。

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