工作機械の塗装期間を14日から2日に短縮

お客様課題

工作機械の塗装工程が属人化してしまった

中古工作機械の販売を手がけるM社様。
販売前の美観向上を目的として工作機械の再塗装をパート社員が社内で担当していました。
しかし、担当者の高齢化と稼働時間の制限により、1台あたりの再塗装に実働22日を要するケースも発生。
塗装作業の属人化と長期化が課題となっていました。

塗装の工程が販売納期のボトルネックに

塗装に要する日数がそのまま顧客への納期に直結します。
M社様では再塗装の工程における14日のリードタイムにより、商機を逃すリスクも生じていました。

旧塗膜が残った状態での再塗装

中古機械では旧塗膜が残存しているケースが多く、その上から品質を保ちながら仕上げるには、前処理の適切な判断と施工技術が必要です。
工作機械のメーカーによっては指定の塗料が決められていることもあり、再塗装の際は指定の塗料をいかにきれいに仕上げるかのノウハウも必要です

富士商事からの 提案・解決策

刷毛・ローラー施工と吹き付け塗装の使い分け

富士商事では、製品形状と表面状態を確認した上で、刷毛・ローラー施工と吹き付け塗装を組み合わせる施工プランを提案しました。

本体・フレーム部分にはローラー施工を採用。ローラー目(塗りムラ)が出ないよう施工技術を工夫し、工作機械特有の模様出しも美しく仕上げています。カバー類など仕上げ品質が求められる部位には吹き付け塗装を適用し、均一な膜厚と外観品質を確保しました。

指定の塗料での仕上げ

今回の案件はアマダ社の工作機械の再塗装でした。
まずは旧塗膜が残存するSS400素材に対して目荒らし(ケレン処理)の前処理を実施。
プライマー+トップコートの2コート仕様(大泰化工・アマダ指定色)により、密着性と美観を同時に担保しました。

施工結果得られた効果

塗装期間を14営業日から2営業日へ、85%短縮

外注化により、社内で最大14営業日(実働22日のケースも)を要していた塗装工程が2営業日に短縮されました。塗装が納期ボトルネックから解消されたことで、商談から販売完了までのリードタイムが大幅に改善されました。

内製依存からの脱却と品質の安定化

社内スタッフのスキルや稼働状況に左右されていた塗装品質が、富士商事への外注化により安定。工作機械特有の模様出しも均一に仕上がるようになり、販売前の商品品質が底上げされました。

関連する 塗装技術について

この事例に関連する情報はこちらのページをご覧ください。

Contact

お問い合わせ

塗装のご相談やお見積り、
塗料のご購入はこちらからお問い合わせください。