工場床を短工期で再塗装
お客様の課題
自社で塗装した床が簡単に剥がれる状態に
Y社様は工場床の塗装を自社で行っていました。しかし、この塗料は歩行が中心の現場が想定された”1液タイプ”の塗料でした。
そのため、フォークリフトの走行や旋回により、剥離やタイヤ痕が残るなどの問題が発生していました。
1液タイプと2液タイプの違い
床用塗料には「1液タイプ」と「2液タイプ」があり、性能・耐久性・用途 に大きな違いがあります。
1液タイプは、缶から出してそのまま塗装できる手軽さが大きな利点で、作業性が良く価格も比較的安価です。しかし、硬化後の塗膜は柔らかく、歩行程度の負荷には耐えられるものの、フォークリフトの走行や重量物の移動がある工場環境では剥がれ・傷・タイヤ跡が発生しやすいという弱点があります。
一方で2液タイプは、主剤と硬化剤を混ぜて使用するため施工に手間はかかりますが、硬化後は非常に強靭で、耐摩耗性・耐荷重性・密着性に優れています。重量物が頻繁に動く工場床では、長期的な耐久性と安全性の面から、2液タイプが適しています。
富士商事からの 提案・解決策
剥離からし2液型床用塗料の再塗装
まず最初に、フォークリフト走行に耐えられない既存塗膜をすべて剥離し、下地をゼロの状態へ戻しました。そのうえで、工場の使用環境を踏まえ、耐摩耗性・密着性・表面硬度に優れ、タイヤ跡が付きにくい特性を持つ2液型の床用塗料を選定しました。これにより、フォークリフトが頻繁に走行する環境でも長期間安定して使用できる、強靭で実用性の高い床仕様へと改善することができました。
工場の稼働を止めない短工期施工を実現
工場の稼働を長く停止できない状況だったため、使用可能な施工時間は実質わずか2日間しかありませんでした。
そこで、夜間作業を中心とした工程管理を徹底し、乾燥時間の逆算や、フォークリフトが頻繁に通るエリアを優先して施工することで、
短い工期でも確実に仕上がる段取りを組みました。
限られた時間の中でも高品質な床へ仕上げるため、現場との密な連携と時間管理を徹底した施工を行いました。
施工結果と得られた効果
ビフォーアフター
※機密保持のため画像はイメージです。実際の製品ではありません。
フォークリフト走行でも剥がれない強靭な床
再塗装後の床は、フォークリフトの走行や旋回にもびくともしない強度となり、従来発生していた塗膜のめくれや欠けといったトラブルが完全に解消。日常の生産活動に安心して利用できる床へと生まれ変わりました。
また、工場の生産スケジュールに影響することない短納期の施工を実現し、お客様から評価いただきました。
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