浸漬塗装への対応
お客様の課題
既存の塗装会社が廃業
機械部品などを製造販売されている大手メーカーA社様は、自社で製造販売している工業製品に浸漬塗装を行っており、30年にわたり一つの塗装会社へ依頼をしておりました。しかし、その塗装会社が廃業することとなり、別の塗装会社を探す必要が出てきました。
浸漬塗装に対応ができる会社が見つからない
浸漬塗装を行うためには特殊な設備が必要なため、いくつかの会社に依頼したがお断りをされていました。
A社様の当該製品はインフラに関わり、長期的な量産品だったため、浸漬塗装ができないと事業に大きな支障をきたす懸念がありました。
そこで富士商事にご相談をいただき、対応方法を検討することになりました。
富士商事からの 提案・解決策
浸漬塗装とは
浸漬塗装(しんせきとそう)とは、製品を塗料の槽(タンク)に浸して塗装を行う方法です。 部品全体を塗料に沈めることで、複雑な形状でもムラなく均一に塗膜を形成できることが特徴です。
また、A社様の製品では、塗装中のワークに一定の動きを加えながら塗料へ浸す必要がありました。 これは、塗料を隅々まで行き渡らせ、気泡の混入や塗りムラを防ぐための重要な工程で、特殊な設備が必要となります。
外注先を活用し、量産ラインを確保
富士商事では、「できない」とは言わず、あらゆる塗装案件に対して“どうすればできるか”を考える姿勢を大切にしています。
今回の案件は特殊な設備が必要だったため、当社の工場内で浸漬塗装の対応はできませんでしたが、 必要な設備条件を洗い出し、協力工場での塗装ができないかを検討しました。
弊社の技術スタッフが外注先の工場で直接指導を行い、塗料の希釈率・塗装工程・乾燥条件などのトライ&エラーを繰り返しました。
その結果、A社様が求める品質での塗装が実現し、量産ラインを確保することができました。
施工結果と得られた効果
ビフォーアフター
※機密保持のため画像はイメージです。実際の製品ではありません。
材料費のコストダウンに成功
今回の案件では、従来の塗装工法を一度お客様と一緒に見直し、別の塗装方法を提案しました。これにより、工程の簡易化を図るとともに、製品の状態に応じて、従来よりも価値を高める塗装品質を実現できました。
また、必要な設備を入念にヒアリングし、新規導入をしました。これにより、塗料の消費量を抑え、A社様が負担する材料費を削減することにつながりました。
このように、富士商事ではどんな塗装案件も断らないことを基本方針としておりますので、
ゼロベースからのスタートでも安心してご相談ください。
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